普段からLinuxやUnixOSを扱うエンジニアさんでも、Shell Scriptや、そもそもシェルって何だろう?という方は意外と多いかと思います。
多くのWEBサイトでこのあたりの説明を詳しく解説されていますが、もっと簡単に説明すると下記のような感じになるかと思います。
Shell | UnixOSやLinuxでターミナルでのコマンドライン(CUI)で対話的に操作できるプログラム。 シェルの種類によって、コマンドの打ち方や、キーボードで使えるキー、コマンドの処理方法等が変わる感じです。 オペレーター:「ls -lrt」でディレクトリの中身を表示して! シェル:はいこれ!ノ |
Shell Script | コマンドの処理内容をテキストファイルに羅列して実行することで、ファイルの上から下に順番に処理される。 |
└1行目 #! | スクリプトを実行するためインタプリタを選択という意味。 |
└1行目 /bin/sh | 使用するインタプリタは 「/bin/」ディレクトリにある「sh」シェルを使ってね!という意味。 shellコマンドが羅列されたスクリプトファイルなので、「sh」さんが内容を確認しながら実行できるイメージ! |
インタプリタ | プログラミング言語で書かれたソースコードを解釈しながら実行するプログラム。 |
▼Shell Scriptの例
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# vi df.sh |
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#!/bin/sh # ディスク使用状況の結果より「sda1」のディスクのみを表示 df -h | grep sda1 |