RPMについて
RPMとは、米レッドハット(Red Hat)社が開発した、ソフトウェアのパッケージ管理システムです。
Linuxコマンドや各種サーバー構築用のパッケージのファイルを「パッケージ名.バージョン番号.rpm」等のファイル名で構成されています。
構築環境
- CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
RPMパッケージの操作方法
▼インストール
1 |
# rpm -ivh ファイル名 |
▼更新(UPDATE)
1 |
# rpm -Uvh ファイル名 |
▼削除(erase )
1 |
# rpm -evh パッケージ名 |
rpmコマンドのオプション説明
オプションは簡易型と「–」で始まる長いタイプの両方が使えますが、用途はどちらも同じです。
1 2 |
# rpm -i ファイル名 # rpm --install ファイル名 |
-i | –install | パッケージをインストールします。 |
-U | –upgrade | パッケージを更新します。 |
-F | –freshen | 以前のバージョンがインストールされているときのみパッケージを更新します。 |
-e | –erase | パッケージを削除します。 |
-q | –query | パッケージを管理されているサーバー(リポジトリ)へ問い合わせを行い、パッケージ情報の表示を行います。 |
-V | –verify | パッケージを検査します。 |
-h | –hash | インストール時の経過状況を「#」マーク(ハッシュマーク)で表示します。 |