Studio ilia

Wordpress、ゲームコンテンツ開発ブログ

CentOS 8にNTPサーバー(chrony)を構築

NTPサーバーについて

NTP(Network Time Protocol)は時間同期を提供するサービスで、CentOS8からは「chrony(クローニー)」に変更されています。
CentOS7まではntpdと呼ばれるサービスが使われていました。

 

構築環境
  • CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
  • chronyd (chrony) version 3.5

 

NTPサーバーのポート開放について

本手順では自サーバーの時間同期が主な目的のため、ルータのポート開放等は行っていません。
構築したNTPサーバーに対して外部からの接続が必要ない場合は、ポートの開放等は必要ありません。

 

chronyのインストール

▼インストールパッケージの確認

 

▼インストールの実行

 

 

コンフィグの変更

 
 

サービス起動

▼chronyの自動起動

 

▼chronyの起動

 

 

 

動作確認

chronvc コマンドでNTPサーバーとの同期確認を行い、下記のように応答が返ってくればOK。
いちばん上の「*」がついているのが同期中のNTPサーバー。

 

▼現在時刻の確認
下記のように日本時間になっておらず「+03」や「UTC」の場合は日本時間に変更します。

 

▼日本時間へ変更

 

▼日本時間変更の確認
下記のように「JST」となれば日本時間になっています。

 

Home
Profile
Menu
Search