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CentOS 8にMySQLをインストール

MySQLについて

MySQL(マイ エスキューエル)は、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。
その名前は、共同設立者のMichael Wideniusの娘の名前である「My」と、Structured Query Languageの略称である「SQL」を組み合わせたものらしいのです。
多くの企業や一般の方が利用するデータベースシステムで、本ブログでも解説しているWordpressでも記事や設定データの管理で利用しています。

 

構築環境
  • CentOS Linux release 8.2.2004 (Core)
  • mysql Ver 8.0.21

 

ココがポイント

WEBサーバーやDNSサーバー、メールサーバー等を構築する際は、ルータで各サービスに利用するポートの開放を行う必要がありますが、MySQL等のデータベースはPHP等で組まれたAPIからアクセスされる事が多いため、外部NWからクライアントが直接DBにアクセスすることは基本的にはありません。
そのためセキュリティー強化のため、MySQLで使われているポート番号は(3306)は開放しないようにしましょう!
データベースに外部からアクセスする場合は、一度Linuxサーバー等の踏み台サーバーにSSHで接続した後、MySQLにアクセスするようにします。

 

 

MySQLのインストール

▼最新版のMySQLのバージョンを調べる

 

▼インストール実施
MySQLは依存関係のあるパッケージを多く必要としますが、dnfコマンド実行時はそれらパッケージも自動でインストールしてくれます。

 

 

MySQLのコンフィグの設定

コンフィグを書く場合は my.cnf に直接ではなく下記のフォルダのファイルを編集するか新規ファイルを下記ディレクトリに設置します。
my.cnfは下記ディレクトリをインクルードしているので任意のファイル名で作成しても問題ありません。
設置後はmysqldの再起動で反映されます。

 

▼mysql serverの文字コードをUTF-8にする

 

▼下記の設定を一番下の行あたりに追記

 

 

MySQLのサービスを構成

▼MySQLの自動起動設定
mysqld.serviceという名前のsystemdサービスとして実行するようにMySQLを構成。

 

 

MySQLの起動設定

▼MySQLの起動

 

▼MySQLの起動確認

 

▼MySQLの自動起動設定

 

▼自動起動の状態確認

 

 

MySQLのセキュリティ設定

mysql コマンドを利用してパスワード等のセキュリティ設定を行います。

 

 

 

MySQLのセキュリティ設定の確認

▼設定したパスワードでログイン

 

▼データベース「test」がなくなっているのを確認

 

▼quitでMySQLからログアウト

 

 

MySQLをアンインストールする場合の補足説明

パッケージをアンインストールしてもDBデータは残るため、データも含めて完全削除を行う場合は、「mysql」ディレクトリを削除します。

 

 

ココに注意

データベースの削除は慎重に行ってください。
削除する前にmysqldumpでバックアップ取ることをお勧めします。

 

 

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