個人運営のLinuxサーバーについて
一般的にLinuxサーバーの構築をする場合、概ね選択肢としては下記かなと思います。
- 1台のマシンに直接LinuxのOSをインストール
- VMwaerで仮想化システムを構築してバーチャルマシンとしてLinuxをインストール
- そもそもレンタルサーバーを使うからいらない
サーバーというのはブログやメールなど、外部のNWに公開している場合は、常に稼働している必要があります。
そのうえでサーバー運営で一番大変なのは、故障や不具合が発生した際のメンテナンスと、ハードウェア交換などのメンテナンスかなと思います。
個人サーバー運営のデメリット
- パーツの選択により電気代がかかる
- プロバイダ料金とは別に固定IPの料金がかかる
- 不具合が発生した際は自己責任!
- ハードウェアにも明るくないと運営が厳しい
これを行ってしまうとアレですが、今ではレンタルサーバーもかなり安いため、わざわざサーバーを構築する人は少ないと思います。
しかし、ウチでは個人サーバーを長年にわたり運営しています。
現在稼働の旧サーバー(WEB/ファイルサーバー/メール/DNS)は、ほぼ放置で8年も稼働しており、いまだに現役なのです!
なぜそこまでしてサーバーを運営しているかというと、ファイルサーバーのストレージが10TB以上必要で、レンタルサーバーでは実現できないからです。
いきなりデメリットから説明してしまいましたが、個人サーバーでのメリットも大きいのです!
個人サーバー運営のメリット
- ディスク容量はHDDを増設すれば無限!
- WordPress等のWEBシステムを構築する際の幅が広がる!
- ディスク容量が多いから、バックアップの世代管理も自由にできる!
- メールサーバーが自前だとメアドを簡単に増やせる!
- バーチャルマシンで構成した場合、ハードウェア障害でもすぐに復旧が出来る!
- 自分の環境のため、データが無くなることが無い!
- サーバー構築/運営技術が活かせる仕事がとても多い!
ウチの場合は半分勉強で始めましたが、データ量も多く、各種サーバーの利用頻度も高いため、電気代等々を差っ引いてもとてつもなくコスパが良い感じなのです!
次回の記事からは、Hyper-vとCentOS 8を使ったサーバーの構築手順を公開していきますー!